ネオジオポケット全ソフト簡易レビュー

 

 

20××年現在、日本国内で発売された200種類を超えるゲーム機の中で

管理人が最も愛する携帯ゲーム機「ネオジオポケット」のソフトレビューです。

 

 

ネオジオポケットとは?

 

・1998年にSNK(現在のSNKプレイモア)から発売された携帯型ゲーム機

通称ネオポケ。NEO GEO POCKETと書いて略し方はNGPまたはNGPC。

 

・1998年の通産省グッドデザイン賞を受賞した本体のデザインは正に秀逸

その見た目に惹かれるファンも少なくなかった。

 

・しかし、通常版を出した5ヶ月後にカラー版を発売したり、その7ヵ月後には

本体を軽量化させた新型カラー版を出したりと、いい加減すぎる販売戦略や

呆れるほどの迷走っぷりに愛想を尽かすファンの方が多かったかもしれない。

 

・画面は146色が同時表示でき、当時の携帯ゲーム機の中では一番綺麗な

発色が可能なことで話題になった。

(携帯ゲーム機の大手、任天堂が当時出していたゲームボーイは56色表示)

 

・その発色の良さは、同時期に出たゲームボーイカラー、その2年半後に出た

ゲームボーイアドバンス、3年後に出たスワンクリスタルなど同じ液晶を使った

携帯ゲーム機の中では最も明るく見やすかった。

(なので、ネオポケの画面が暗いと感じてしまった人はライト非搭載だった頃の

昔の携帯ゲーム機で遊ぶのはかなり苦しいと思われる)

 

・発売されたソフト数、全82本。ベスト版9本、キャンペーン版2本を含めても

93本と決して成功した本体とは言えず、結局SNKに引導を渡すことになった

悲劇のハードでもある。

 

 

現在の問題点

 

昨今の携帯ゲーム機ブームによって過去の機種にも手を出す人がいるようで

ネオジオポケットも例外ではありません。ただニンテンドーDSやPSPなどから

ゲーム機に興味を持ち出した人が一様にして洩らす不満は「画面が見にくい」

というものです。

 

ネオポケの画面は反射型TFT液晶という物を採用しており、この反射型液晶は

電気や太陽など外光を画面に反射させることで表示できるようになっています。

見にくいと言う方は画面を見る角度や場所に問題があるのではないでしょうか?

蛍光灯下や昼間の窓辺などでプレイしてみれば非常に見やすくなると思います。

 

 

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以下、発売順の簡易レビューになります。

 

評価:★五段階

★★★★★:名作。10年後でも遊べる完成度

★★★★★:秀作。これを買わずして何を買う

★★★★☆:良作。とりあえず買って損なし

★★★☆☆:佳作。普通に遊べる作品

★★☆☆☆:凡作。興味があれば…

★☆☆☆☆:駄作。買う価値なし

オススメ:管理人が特にハマった一押しソフト!

:クリア済み(エンディングまで確認

○:クリア不可(エンディング存在せず

×:クリア断念(つまらないかムズくて投げた

(FAC):対戦格闘アクション

(ACT):アクション

(STG):シューティング

(SPT):スポーツ

(RPG):ロールプレイングゲーム

(SRPG):シミュレーションRPG

(SLG):シミュレーション

(ADV):アドベンチャー

(TAB):テーブル

(PZL):パズル

(ETC):その他

(白黒専):ネオポケカラーで遊んでもモノクロ表示

 

 

1998年―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

・キング・オブ・ファイターズR-1(SNK、4,500円)

評価:★★☆☆☆(FAC・白黒専)

発売時にお店の試遊台でプレイ。GBの熱湯シリーズよりは滑らかだが、やはり本家と比べてしまい動きがぎこちなく感じた。

すぐにカラー版を発表したのもマイナス点。グリグリレバーなのに、かなり技が出しにくかった。シナリオがあったのには◎。

 

・ネオジオカップ '98(SNK、3,800円)

評価:★☆☆☆☆(SPT・白黒専)×

モノクロ表示な上にキャラが全員同じ顔。敵も味方も誰が誰だかわからない。ドリブル中は特に動きがもっさりし過ぎている。

しかも小さな画面でフィールド全体を把握する術はなく非常にストレスが溜まる。一試合もまともに勝利することができず。

 

・ポケットテニス(夢工房、3,800円)

評価:★★☆☆☆(SPT・白黒専)

一画面で試合状況を把握できる点はサッカーよりも◎。単純なのでそこそこ遊べます。選手のステータスは攻撃、防御、速さの

三種類。一応個性があるけど結局は速さが全て。相手がどんな戦法で来ようとも動きさえ速ければ全ての状況に対応できます。

 

・連結パズル つなげてポンッ!(夢工房、3,500円)

評価:★★★☆☆(PZL・白黒専)

普通に楽しめるパズルゲー。モノクロなのが★マイナス1。完成度は高くネオポケのパズルゲー代表作を目指したものの

ワンダースワンのヒット作「グンペイ」にあえなく大敗。ハマれる作品ということで一部のユーザーには好評だったようです。

 

・めろんちゃんの成長日記(ADK、3,800円)

評価:★☆☆☆☆(SLG・白黒専)

昔から根強い人気を持つ育成もののギャルゲー…の出来損ない。唯一カラー化も続編も出てない作品だけど、色付けだけなら

ジャンル的にスポーツゲームより需要があるのでは?このソフト目当てで本体を購入した友人がSNKを見限った作品でもある。

 

・ベースボールスターズ(SNK、3,800円)

評価:★☆☆☆☆(SPT・白黒専)

今更こんなファミコン並のグラフィックを更にモノクロ劣化させただけのような作品を出されても困る。守備の動きがダッシュを

かけても遅く、少しでも長打を打たれると簡単にランニングホームランになってしまう。あっさりコールド負けになり気が滅入る。

 

・将棋の達人(ADK、3,500円)

評価:★★☆☆☆(TAB・白黒専)×

普通に将棋が楽しめます。将棋なので好きな人にとっては楽しめるでしょう。でも、あえてモノクロ携帯機のネオポケでプレイ

する必要性は皆無。ここら辺からADKの迷走っぷりがやばくなってきます。本当にこれが売れると思ったの?作らされたの?

 

・サムライスピリッツ!(SNK、4,500円)

評価:★★☆☆☆(FAC)

一部のキャラに熱狂的なファンがいるサムスピ。人気作だけあって本体同梱版も発売されました。モノクロの在庫処分に近い。

ただ自分はファンでも何でもありませんのでスルーしました。作品特有の大ダメージとスローなキャラ移動が大の苦手です。

 

・ネオ・チェリーマスター(ダイナ、4,800円)

評価:★★☆☆☆(TAB・白黒専)

ネオポケのキャッチコピー「I'm not BOY」を意識したのか…カジノシリーズ第一弾。値段が無駄に高い。

パチスロ?スロット?その違いさえ分からないほど興味が無いので感想も何も…。まぁ…絵が揃うと嬉しいよね。

 

 

1999年―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

・キング・オブ・ファイターズR-2(SNK、4,500円)

評価:★★★☆☆(FAC)

画面がカラー化し、前作より格段に操作性が良くなったネオポケ版KOF。好きなキャラを育てて強くする育成要素もあり

かなり長期間遊べます。ただKOF98がベースのため前作にあったシナリオモードが無くなってしまったので★マイナス1。

 

・ベースボールスターズ カラー(SNK、3,200円)

評価:★★☆☆☆(SPT)

ベースボールスターズをカラー化させただけという酷い作品。内容はほぼ同じです。

良心が痛んだのか、色づけしただけで開発費がかからなかったのか、妥当な値段で★プラス1。

 

・ポケットテニス カラー(夢工房、3,200円)

評価:★★★☆☆(SPT)

ポケットテニスをカラー化させただけという酷い作品。でも一部のグラフィックは描き直されています。

良心が痛んだのか、色づけしただけで開発費がかからなかったのか、妥当な値段で★プラス1。

 

・連結パズル つなげてポンッ! カラー(夢工房、2,980円)

評価:★★★★☆(PZL)オススメ

連結パズルつなげてポンッ!をカラー化させただけという酷い作品。内容はほぼ同じです。

良心が痛んだのか、色づけしただけで開発費がかからなかったのか、妥当な値段で★プラス1。

 

・将棋の達人 カラー(ADK、3,200円)

評価:★★☆☆☆(TAB)×

将棋の達人をカラー化させただけという酷い作品。内容は…って、ちょっと待てぇい。カラー化して早くも酷い状況に。

まぁ…普通に将棋が楽しめます。将棋なので好きな人には楽しめるでしょう。

 

・ネオ・ドラゴンズワイルド(ダイナ、3,200円)

評価:★★★☆☆(TAB)

カジノシリーズ第二段。ポーカーです。気軽に遊べるので携帯機にぴったりです。

既に完成されたゲームをデジタル化しただけなので作品としては良くも悪くもない内容。

 

・ネオ・チェリーマスター カラー(ダイナ、4,800円)

評価:★☆☆☆☆(TAB)

ただ色づけしたシリーズ。カラー化で基本★プラス1ですが、この作品に限りマイナス1。

モノクロ版でふざけた値段設定をしておきながら、色をつけただけで懲りずにお値段据え置き。買う必要なし。

 

・ネオ・ミステリーボーナス(ダイナ、4,800円)

評価:★★☆☆☆(TAB)

カジノシリーズ第三弾。スロットです。自重しろダイナ…。特に値段。

一応進化しているのか、初心者への解説機能を搭載したり画面が見やすくなったりしています。

 

・パズルボブルミニ(タイトー/SNK、2,980円)

評価:★★★☆☆(PZL)

もはや説明不要。言わずと知れた定番パズルゲーム。最近ではニンテンドー3DSのロンチタイトルに入ってました。

微妙な誤差が命取りとなるパズルだけに、この世代の携帯ゲーム機では少し見づらいです。値段はお手頃。

 

・ネオジオカップ '98 プラス(SNK、3,200円)

評価:★☆☆☆☆(SPT)×

ただ色づけしたシリーズ最後の作品。ここまでくると酷い嫌がらせレベル。関係者に対してもモノクロユーザーに対しても。

肝心の内容は、とにかくゲームバランスが悪い。敵のキーパーが鉄壁すぎます。PKに持ち込まないと勝てる気がしません。

 

・クラッシュローラー(ADK、3,200円)

評価:★★★☆☆(ACT)

大昔に流行ったアーケードゲームの移植作。敵を避けつつローラーを使って画面上の全ての道路を塗り潰したらクリア。

第一印象…パックマンや!どこにも売ってなく、そんなに人気作?ただの少数生産?と思っていたけど、やはり後者でした。

 

・バイオモーター ユニトロン(夢工房、3,200円)

評価:★★★☆☆(RPG)

ネオポケ初のRPGと満を持して発売された作品。入るたびに変化するダンジョンから素材を見つけ出して開発を繰り返し

自分だけの最強装備で大会を勝ち抜け!というもの。装備によって主人公のグラフィックが変化する。かなりの中毒性あり。

 

・ネオ・ダービーチャンプ 大予想(ダイナ、3,800円)

評価:★☆☆☆☆(ETC)

マジでダイナ自重と言わざるを得ない競馬予想ソフト。16bitゲーム機に頼って当たるのなら苦労はしません。競馬にも興味なし。

「今日も競馬でスッちまったぜ…少ないが残りの金でゲームでも買って…て、このソフトはぁぁぁ!」って流れ?あるあ…ねーよ。

 

・どこでも麻雀(ADK、3,200円)

評価:★☆☆☆☆(TAB)×

携帯ゲーム機では珍しい4人打ち麻雀。それ以上でもそれ以下でもないです。好きな人には楽しめますが自分は楽しめません。

心が汚れているせいか、こんな硬派な麻雀ではやる気が起こらず。それにしても相手が3人もいるせいで待ち時間が長くて辛い。

 

・餓狼伝説 ファーストコンタクト(SNK/夢工房、3,800円)

評価:★★★☆☆(FAC)

ネオポケ初の餓狼ってことで期待しすぎた?グラフィックは申し分なし。ただカラー版KOFをプレイした後だと動きのもっさり感が

気になって仕方ない。まあ本家ももっさりしているので、そういう作品だと割り切りましょう。なので個人的に★マイナス1とします。

 

・ネオポケ プロ野球(SNK/ADK、3,800円)

評価:★★☆☆☆(SPT)×

どんだけ野球に肩入れしてんの…と言いたくなるような乱発作品。流石にもうお腹いっぱいです。っていうかフィールド狭すぎね?

今回は実名の球団や選手を起用してファンにとっては評価できる内容です。権利の問題なのかネオポケカタログに載ってません。

 

・メタルスラッグ ファーストミッション(SNK/浮世亭、3,800円)

評価:★★★★★(ACT)オススメ

有名な戦場アクションゲームです。SNKを代表する人気作でもあります。小さな画面にちょこまかと細かく動くドットキャラ達は

見ているだけでも楽しいです。爽快なステージも魅力的。ただモノクロ対応させたことで画面が淡白な為★マイナス1の場合も。

 

・サムライスピリッツ! 2(SNK、3,800円)

評価:★★★★☆(FAC)

特有のもっさり感が薄くなり使用キャラも大勢に。苦手なサムスピシリーズの中では一番プレイしやすい作品かと思います。

この作品に限ったことではないですがサムスピのボスの強さは他の格ゲーに比べて鬼レベルに感じるのは私だけでしょうか…。

 

・マジカルドロップ ポケット(データイースト、3,800円)

評価:★★★★☆(PZL)

パズルものの人気シリーズ。携帯機を意識してか見やすい画面に◎。かなりやり込みました。目で認識する前に体が反応します。

CPU戦は難易度最高レベル以外なら瞬殺も可能です。でも上には上がいるんでしょうね。そんなわけで個人的に★プラス1。

 

・ぷよぷよ通(セガ/SNK、3,800円)

評価:★★☆☆☆(PZL)

続けて人気パズルもの。一時期ブームにまでなりました。私も指が潰れるほどプレイ済み。開始数秒5連鎖狙い連発でCPU戦は

ほぼ楽勝です。でも極めた人との対戦は全く勝てる気がしません。BGMとボイスを同時に流せず画面も見にくい為★マイナス2。

 

・ビッグトーナメントゴルフ(SNK、3,800円)

評価:★★★★☆(SPT)

ネオジオ版ではプレミア化してるだけあってこちらも完成された作品の移植ものです。システム的にはマリオゴルフ等と大差ない

出来ということで普通に楽しめます。風の流れを読んでクラブ、向き、強さを選びショット。コツさえ掴めれば、かなりハマります。

 

・上海ミニ(アクティビジョン/SNK、3,800円)

評価:★★★☆☆(PZL)×

パズルの定番、上海です。発売されたゲーム機の全てに移植されているのではないかと思うぐらい定番です。知っているだけでも

20機種ぐらいでプレイ可能なので、あえてネオポケでやる必要はありません。当然のようにハマるので黙々とプレイしてしまいます。

 

・ダイヴアラート バーン編(サクノス、3,800円)

評価:★★☆☆☆(SRPG)×

潜水艦バトルRPG。斬新な戦闘とストーリーで一部のユーザーから高い評価を得ています。基本的に面倒なシステムが苦手で

クリアを目指したものの戦闘に慣れる前に投げました。なので個人的に★マイナス1です。話が進めばおもしろいんでしょうけど…。

 

・ダイヴアラート レベッカ編(サクノス、3,800円)

評価:★★☆☆☆(SRPG)×

潜水艦バトルRPG。バーン編とは主人公が違います。少年主人公に可愛いパートナーor少女主人公にイケメンパートナーの二択。

通信もできるけど身近にネオポケを持っている人なんて見たことありません。ちなみにサクノスは旧スクウェアスタッフが興した会社。

 

・パックマン(ナムコ/SNK、3,800円)

評価:★☆☆☆☆(ACT)

有名すぎるアクションゲーム。完全移植なのでファミコン版とほぼ同じ。この時期にここまで忠実に移植する意味はあったのでしょうか。

懐かしむ作品をプレイするほどネオポケに余裕は無いと思うのですが。しかも値段は他のソフトと同額ということで★マイナス2です。

 

・ポケットラブ 〜if〜(キッド、4,800円)

評価:★☆☆☆☆(SLG)

初代はゲームボーイで発売され一部の熱狂的信者を獲得した恋愛シミュレーション。その外伝的なもの。ぶっちゃけ劣化版ときメモ。

デートに誘った時の服装チェックやご機嫌取りが妙にリアルでイライラします。エロイベント多数で極端に好みが分かれる作品です。

好感度MAXにして全てのイベントを発生させても能力の条件値を一つでも満たせてなければBADENDという当時は当たり前の鬼仕様。

 

・パチスロ アルゼ王国ポケット ハナビ(アルゼ、3,800円)

評価:★☆☆☆☆(ETC)

悲劇のアルゼ無双の始まり。100円とか捨て値で売られてますがパチスロに興味のない人は華麗にスルーでOK。

このシリーズを出したか出さなかったかでネオポケに対する印象がだいぶ変わったと思います。タダでも要りません。

 

・ビーストバスター〜闇の生体兵器〜(SNK/ノイズファクトリー、3,800円)

評価:★★★★☆(ACT)オススメ

簡単に言うと2D版バイオハザード。ダークな雰囲気がたまりません。サブタイトルにもある生体兵器に捕らえたゾンビを与えることで

武器がパワーアップ。アイテムによる進化も可能で、変化する武器は多種多様です。クリア後のやり込み要素などもあり楽しめます。

 

・SNK VS. CAPCOM 激突カードファイターズ SNKサポーターズバージョン(カプコン/SNK、3,800円)

評価:★★★★☆(ETC)

今となっては珍しくもないが当時は衝撃的だったクロスオーバーもの。SNKとカプコンのキャラ達が夢の競演。初期デッキはSNKです。

当時ネオポケを購入する切っ掛けとなった運命の作品。コレクション魂のある人なら必ず火が点きます。何百時間も遊ぶ準備はOK?

 

・SNK VS. CAPCOM 激突カードファイターズ CAPCOMサポーターズバージョン(カプコン/SNK、3,800円)

評価:★★★☆☆(ETC)

こちらは初期デッキがカプコン。ネオポケを持っているという時点でユーザーの大半は重度のSNK信者なため売り上げはこちらの方が

低かったようです。ただカードをコンプリートしたい場合は両方のバージョンが必要になる為、何だかんだで2本とも購入してしまいました。

 

・電車でGO!2 ON ネオジオポケット(タイトー/SNK、4,500円)

評価:★★★☆☆(SLG)オススメ

2D版電車でGO。3Dの技術が向上したことにより実現できた本家。これを見事にドット絵による擬似3Dで再現。多くのユーザーが感服

しました。ネオポケの性能とソフトの容量をフルに使っているという点で心情的には★4つ。極端にユーザーを選ぶ作品なのでこの評価。

 

・つなげてポンッ! 2(夢工房、3,200円)

評価:★★★☆☆(PZL)

モノクロ専用、カラー版ときて2。敵に勝つとカードが手に入ってコンプリートを目指そうというもの。正直そこまでやり込む気になれない。

そもそも前作で完成されていたのに同じルールの内容で3本目を出す必要があったのだろうか。肝心のシステムが改悪されてて残念。

 

・パチンコ必勝ガイド ポケットパーラー(ジャパンヴィステック、3,980円)

評価:★★☆☆☆(ETC)

パチンコ攻略シミュレーション。BGMも無い画面を前に黙々と打ち続ける。発狂するレベル。ストーリーモードなるものも用意されているが

2000発で60分勝負とかになる。ゲーム内の時間ではなく内蔵時計による60分をリアルに打たされる。悶絶もの。確実に発狂するレベル。

 

・それいけ!! 花札道場(ダイナ、4,800円)

評価:★★☆☆☆(TAB)×

普通に花札が楽しめます。ルールは知らないのですが知ってる人にとっては楽しめる内容かと思います。しかし花札以外のグラフィックに

手を抜き過ぎです。何故かモノクロ対応もさせているため色も淡白。それでこの値段ということで★マイナス1。パッと見でファミコン以下。

 

・頂上決戦 最強ファイターズ SNK VS. CAPCOM(カプコン/SNK、4,300円)

評価:★★★★★(FAC)オススメ

ネオポケを買う層ならば誰もが納得の秀作ゲーム。夢の競演第二段にして大本命。SNK倒産後にカプエスシリーズとして続きましたが

キャラのチョイスでこの作品に勝るものはない、という意見はファンの間で一致した見解です。売り上げも話題性もネオポケNo1でした。

 

・ファーゼライ!(サクノス、3,800円)

評価:★★★★☆(SRPG)オススメ

数ターン先までの行動を予め入力して戦う斬新なシステムのロボットSRPG。敵がこちらの思惑通りに動いてくれるとニヤニヤしながら

フルボッコ。逆に読みが外れると無駄な弾やエネルギーを消費して涙目。見所は携帯ゲーム機では初の歌付きOP。これは必聴です。

 

・パーティメール(ADK、3,200円)

評価:★☆☆☆☆(ETC)

別売りの無線ユニットを使って友達間でメールのやりとりができるソフト。早い話がポストペット。ただ、携帯電話が普及している現在

本体+無線+このソフト…を持ち歩く人間が日本国内に果たして何人いるのだろうか。揃えてはみたものの使い道が全くありません。

 

・ネオ・トゥエンティワン(ダイナ、3800円)

評価:★★★☆☆(TAB)

カジノシリーズ第四段。ブラックジャックをゲーム化したものです。個人的に好きな遊びなので気持ちは★プラス1してあげたいところ。

ちなみにカジノシリーズは賭け事をする遊びのため18禁なのですが普通の大人であればネオポケを使い賭けをしたいとは思いません。

 

・水木しげるの妖怪写真館(水木プロ/SNK/浮世亭、3,800円)

評価:★★★★★(RPG)オススメ

ファミ通で某漫画家の担当がプッシュしまくってネット上で話題となったソフト。一時期もの凄いプレミア化しましたが現在は落ち着いて

普通に入手できます。ポケモン、ポケモンスナップ、リンダキューブ、これらのタイトルにピンときたらオススメです。異常な中毒性あり。

-追記-

全妖怪ゲットだぜー。全写真ベストショットにて、ついにアルバム達成率100%

 

2000年―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

・機甲世紀ユニトロン(夢工房、3,800円)

評価:★★★☆☆(RPG)

ユニトロン2です。前作より物語に力を入れたようですが、話は薄く有って無いようなもの。素材を集めて武器を強化や進化させていく

楽しさは健在です。アクションのような緊迫感は皆無ですが作業ゲーのモンハン等を苦にならない人ならそれなりに楽しめる気がします。

 

・めざせ!漢字王(SNK、3,980円)

評価:★★★☆☆(ETC)

DSではブレイクした知育もの。タッチパネルは無いので当然読み専用です。過去に出題された7級〜2級の問題を問いていきます。

ネオポケで遊びたいけど勉強もしたいという奇特な方にオススメです。全問正解しましたが読みより圧倒的に書きが苦手なので無意味。

 

・SNK GAL'S FIGHTERS(SNK/夢工房、3,800円)

評価:★★★★★(FAC)

ネオポケの格ゲーでは最高の出来。SNKを代表するヒロイン達が総登場して戦うという異色ものですが内容はかなりしっかりしています。

システムは完璧。技入力も容易で簡単にコンボが繋がります。キャラの原作を意識した演出も多く、元ネタを知ってる人は思わずニヤリ。

 

・ポケットリバーシ(サクセス、2,980円)

評価:★★☆☆☆(TAB)

オセロゲーム。それだけです。フリーゲームとか無料で遊べそうな内容ですが、あえてネオポケで遊びたいという特殊な方の専用ソフト。

とりあえずCPU戦は全クリしましたが一番難易度の低い小学生相手でも一つ手順をミスれば大敗北という鬼仕様のため★マイナス1。

 

・パチスロ アルゼ王国ポケット アステカ(アルゼ、3,800円)

評価:★☆☆☆☆(ETC)

アルゼ無双第二段。パチスロに興味の無い人はゴミ以下の内容です。後にアルゼの子会社となるSNKですが何故にネオポケを使って

ここまでパチスロソフトを連発することになったのか理解に苦しみます。発売当時から捨て値だったので需要も無かったように思うんです。

 

・神機世界エヴォリューション 〜はてしないダンジョン〜(スティング/ESP、3,800円)

評価:★★★☆☆(RPG)

ドリキャスやゲームキューブで発売されたRPGのネオポケ版です。画面は当然2Dドット絵で特に売りの無い普通のRPGになっています。

サブタイトルにもあるようにクリア後の隠しダンジョンは本当に絶望的な果てしなさです。あとは全てが無難な内容でコメントし辛いですね。

 

・クールボーダーズ ポケット(ウェップシステム、3,800円)

評価:★☆☆☆☆(SPT)×

ドリキャス版では3Dの雪山を颯爽と滑る迫力のあるゲームでした。こちらはその2D版…なんか劣化ソフトが続きます。ユーザーの間では

有名な超駄作。コース内に崖や壁があったり白熊が襲ってきたり木が倒れてきたり理不尽極まりないコース内容。冷静に考えたら負ける。

 

・コイコイ麻雀(ビスコ、3,800円)

評価:★★☆☆☆(TAB)×

花札と麻雀がセットになってお得!…なわけもなく、両方とも中途半端な出来。しかも2種類とも単体でソフトが出てるわけだし、わざわざ

くっつけた理由がわからない。一時期もの凄い入手難易度が高い品だったけど今は割と良く見かける。コレクターに飽きがきてるのかも。

 

・メタルスラッグ セカンドミッション(SNK/浮世亭、3,980円)

評価:★★★★★(ACT)オススメ

ご存知SNKの代表アクション。頂上決戦、メタスラ2、リアル麻雀は、もはや鉄板ですな。グラフィック、システム共にネオポケアクションの

最高傑作です。本家にも劣らないドット絵の細かな動きは一見の価値あり。ただ難易度の高いモードもあって苦手な人には★マイナス1。

 

・幕末浪漫 月華の剣士 特別編 月に咲く花、散りゆく華(SNK/夢工房、3,800円)

評価:★★★☆☆(FAC)

ネオポケ最後の格ゲー。頂上決戦、ギャルファイと操作がスムーズになってきましたがこの作品は本家を意識したのか動きがゆっくりです。

これといいサムスピといい剣術アクションは動きがもっさりしててやっぱり苦手。でも出来は良くオマケやミニゲームも満載で楽しめる一本。

 

・パチスロ アルゼ王国ポケット ワードオブライツ(アルゼ、3,800円)

評価:★☆☆☆☆(ETC)

アルゼ無双シリーズ。パチスロ。またパチスロ。絵柄が変わっただけ。そんな立て続けに出す必要があったのだろうか?

一応購入はしてますが動作確認程度に遊んだだけなので感想もなにもありません。

 

・ビックリマン2000 ビバ!ポケットフェスチバァ!(セガトイズ、3,800円)

評価:★★☆☆☆(ETC)

ミニゲームでコインを稼ぎスロットに挑戦。揃った絵柄のシールが貰えてコンプを目指す。ぶっちゃけゲームはおまけでスロットがメインです。

アルゼがいなければ歓迎された作品…。ただスロットに関してはサポートアイテムがあるため苦手な人でも安心。特に、リーチ時に使えば

当たりが確定というアイテムは超便利。序盤に大量購入すると誰でも簡単にクリア可能です。スロットかビックリマンのファンなら★プラス2。

 

・コットン(サクセス、3,800円)

評価:★★★☆☆(STG)

ネオポケ唯一のシューティング。完成度は良く原作を忠実に移植してます。ただ忠実すぎて駄目な部分もそのままなので★マイナス1。

携帯機でのボタン連打(ショット)は画面がぐらついて見にくいです。あとモノクロ版にも対応させたことでカラーなのに使用色が少なめ。

 

・おえかきパズル(サクセス、2,980円)

評価:★★☆☆☆(PZL)×

様々な機種に移植されている廉価ソフトの定番。パズルは好きなジャンルなのですが、これだけは何故か苦手で個人的★マイナス1。

どの機種でも基本的にやることは同じなため評価のしようもないです。とりあえず頭を使えば普通に遊べます。でも後半は激ムズすぎ!

 

・Memories Off Pure(キッド、4,800円)

評価:★★★☆☆(ADV)

携帯機でアドベンチャー!当時は凄く新鮮でした。こちらは恋愛ADVの人気シリーズ、メモリーズオフの外伝で本編の過去編になります。

はっきり言って元の作品をプレイしないと話が飲み込めず全くおもしろくないです。メモオフファンかつ初代キャラ達に愛着があれば買い。

 

・ダイナマイトスラッガー(ADK、3,800円)

評価:★★☆☆☆(SPT)×

数少ないネオポケソフトで4作目の野球ゲーム…何故に出した。グラフィックは1作目からほぼ使い回しという手抜き作品。泣きそうです。

国際試合版ということで選手のグラフィックがムキムキ筋肉質になりタイトルがカッコよくなった。変わったのはそれだけ。本当にそれだけ。

 

・ソニック・ザ・ヘッジホッグ ポケットアドベンチャー(セガ/SNK、3,800円)

評価:★★★★☆(ACT)

ご存知セガの看板キャラ。他機種版の移植+αっぽいですが画面の見易さと発色の良さはこちらが断然上。ファンは文句なしに買い。

掠れた音声によるセガコール「セーガー」は懐かしく感動。高速移動を売りとしているのにステージ構成上活かされてないのが少々ネック。

 

・ガンバレねおぽけくん(仮)(SNK、3800円)

評価:★★★★☆(ETC)

ねおぽけくんのご機嫌を取ってミニゲームを作ってもらおう、というもの。制作されるミニゲームは30種類。TVゲーム誕生初期の代表作

テニスやブロック崩し等から始まり、格ゲーやRPG、恋愛SLGもどきと、ゲームの歴史をダイジェストで体験できます。暇潰しには最高です。

 

・伝説のオウガバトル外伝 ゼノビアの皇子(クエスト/SNK、3,800円)

評価:★★★☆☆(SRPG)

人気SRPGシリーズ。本編に登場する仲間の過去の話。気になったのは無駄に数字が多くて混乱する。表示するのはステータスと命中率

ぐらいで充分。あとは隠しパラメータにでもしてくれれば気を遣わずに済む。それと戦闘時の攻撃ミスが多すぎる。なのでどうしても魔法や

タロットカード等の全体攻撃に頼ってしまうのだが…メインである本隊の攻撃がその残党狩り程度というのはバランス的に微妙すぎるでしょ。

好きな人にとっては、とことんやり込める要素がある一方、初心者にはあまりオススメできない内容。でも個人的には、かなり楽しめた作品。

 

・ネオ・バカラ(ダイナ、3,800円)

評価:★★☆☆☆(TAB)

カジノシリーズのラスト。バカラをゲーム化したものです。大人向けゲーム機を意識しての今シリーズは失敗だと気付き…って言うか気付け。

個人的にアルゼとダイナの作品を全て子供向けのゲームに総入れ替えさせていれば成功してたと思う。最大の売りにして最大の戦略ミス。

 

・ロックマン バトル&ファイターズ(カプコン、4,800円)

評価:★★★☆☆(ACT)

セガに続いて相方のカプコンも参入。ロックマンのボス戦のみを切り取って繋ぎ合わせた格ゲー。と言っても、攻撃はショットと溜めショット

のみで実際はアクションの部類に入ると思う。無制限コンテニューのせいで、まるで緊張感がない。普通にロックマンを出してほしかった。

 

・THE KING OF FIGHTERS バトルDEパラダイス(SNK、3,800円)

評価:★★★☆☆(TAB)

KOFファンのKOFファンによるKOFファンのためのスゴロクゲーム。対戦中に発生するミニゲームはそこそこ遊べるものの基本的にKOF

に興味が無いと全くおもしろくない。私はKOFファンのため★プラス1してあるので注意。それにしてもスゴロクで2人対戦のみは寂しいです。

 

・パチスロ・アルゼ王国ポケット ポルカノ2(アルゼ、3,800円)

評価:★☆☆☆☆(ETC)

アルゼ無双シリーズ。パチスロ。またパチスロ。絵柄が変わっただけ。そんな立て続けに出す必要があったのだろうか?

一応購入はしてますが動作確認程度に遊んだだけなので感想もなにもありません。

 

・デルタワープ(イオシス、3,800円)

評価:★★★☆☆(PZL)×

アクションパズルという変わったジャンル。カラーパネルを回転・反転・移動させて全てのパネルを消そうという説明を聞いただけで頭が痛く

なりそうなルールのゲーム。全ステージにタイムアタックもあり、頭がパンクして脳が爆ぜるレベルでフル回転させないとクリアできません。

 

・クルクルジャム(SNK、3,800円)

評価:★☆☆☆☆(ETC)×

ネオポケ唯一の音ゲーです。これは凄いです。何が凄いのかって音ゲーなのに音楽がありません。無音の中ひたすらタイミング良くボタンを

押します。もはや音ゲーの"お"の字もありません。あえて言うなら目押しゲー。何を考えて制作着手までこぎつけたのか理解に苦しみます…。

 

・パチスロ アルゼ王国ポケット デルソル2(アルゼ、3,800円)

評価:★☆☆☆☆(ETC)

アルゼ無双シリーズ。パチスロ。またパチスロ。絵柄が変わっただけ。そんな立て続けに出す必要があったのだろうか?

一応購入はしてますが動作確認程度に遊んだだけなので感想もなにもありません。

 

・にげロンパ(電脳映像製作所、3,800円)

評価:★★★☆☆(RPG)

某有名サイトにて高評価を得たにも関わらず生産数の少なさで超プレミア品となった幻のソフト。状態の良い物ならPS3の本体より高いので

プレイしたいならそれなりの覚悟が必要です。ただ実際にプレイしてみて気付くのは、一部のシステムが斬新なだけで普通のRPGという事実。

個人的に★3は正当な評価をしてると思いますから、探している方は値段と評判に惑わされないよう注意して下さい。興味を持たれた方への

最大限のアドバイスとして、たとえシナリオが自分好みだとしても★4つはあげれないレベルの作品です。これはマニアのコレクターアイテム。

 

・INFINITY Cure.(キッド、4,800円)

評価:★★★★☆(ADV)オススメ

有名なSFアドベンチャーNever7のネオポケ版。本編のシナリオを少し補完してくれます。同シリーズに神ゲーと名高いEver17などありますが、

そちらと比べるのは酷というもの。十分に楽しめる作品だと思います。何より携帯ゲーム機でこのクオリティのアドベンチャーは初なのでは。

 

・ビッグバンプロレス(SNK/夢工房、3,800円)

評価:★★★☆☆(SPT)

硬派なプロレス対戦ゲームです。スポーツ枠で取り上げてみましたが操作する限り格ゲーの部類に入るかと思います。技がかなり出しづらく

操作性は良いとは言えませんが、オッサン達のむさ苦しいバトルは熱く、格闘ものとしては新鮮です。技を決める時にはカットインも入ります。

 

・パチスロ アルゼ王国ポケット 大花火(アルゼ、3,800円)

評価:★☆☆☆☆(ETC)

アルゼ無双シリーズ。パチスロ。またパチスロ。絵柄が変わっただけ。

これからが本当の地獄だ…。

 

 

2001年―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

・パチスロ アルゼ王国ポケット ディーエイチ2(アルゼ、3,800円)

評価:★☆☆☆☆(ETC)

アルゼ無双シリーズ。パチスロ。またパチスロ。絵柄が変わっただけ。

あーもーどうでもいいどうでもいい。

 

・スーパーリアル麻雀プレミアムコレクション(セタ/SNK、4,250円)

評価:★★★★★(TAB)

18禁の脱衣麻雀。性的表現を理由とする年齢制限が設けられた携帯専用ソフトは後にも先にもこれ一本。グラフィックとアニメーションは

間違いなくネオポケの最高クラスです。「2001年当時に携帯機でここまで美麗な画面を出せていた」という点で是非一度は見てもらいたい。

 

・パチスロ アルゼ王国ポケット e-CUP(アルゼ、3,800円)

評価:★☆☆☆☆(ETC)

アルゼ無双シリーズのラスト。結局パチスロ。絵柄が変わっただけ。レトロものを扱った店で100円とかで置かれてるけど一向に売れる気配なし。

ハード末期にこれでもかと追い討ちをかけてくれて心底嫌いなメーカーになりました。お陰でパチスロに興味を持つ機会もなくなり良かったです。

 

・SNK VS. CAPCOM カードファイターズ2 EXPAND EDITION(カプコン/SNK、4,500円)

評価:★★★★★(ETC)オススメ

ネオポケ最後のソフト。綺麗に全キャラ集結作品で締めてくれて良かった。内容は前作のバージョンアップといった感じ。絵柄はこちらが好み。

1の方は初のVSシリーズということもあってインパクトがあり、やり込んだ人も多かったみたいだけど気持ち悪いSD絵が受け付けなかったです。

こちらは格好良いキャラと可愛いキャラがちゃんと再現されてて、チート能力も若干弱体化された為、プレイしやすく収集意欲も湧きました。

リアクションカードの登場により強キャラ3体に攻撃された時の絶望感は前作ほどではないものの、そこから反撃とまではいかず

0に戻す程度の反撃力なので、先攻からの強キャラ連発の勢いに飲まれると敗北が濃厚になる部分は前作のまま。後攻が不利すぎる…。

ただ相手が積極的に手札を捨てにくる戦法でなければ「Gファントム」「Cハンティング」「まちぼうけ」の三枚を持っている時の安心感は異常。 

最終プレイ時間…180時間。アルバム達成率…100%(424/424)。戦績は999戦969勝30負でカンストしました。実際は1500戦以上かと。

個人的に名作なのですが、キャラに対して思い入れや知識が無いと分からない設定が多く、人には薦められないため名作から格下げとします。

 

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あとがき

 

ネオポケは携帯ゲーム機の画面がカラー化されるようになってから初めて手にしたハードということで非常に思い入れのある本体です。

負け組機器とはいえ、今でも楽しめるソフトは数多くあります。見た目が古いというだけで敬遠するのは勿体無いのではないでしょうか。

これをキッカケに少しでも興味を持ってくれましたら幸いです。

あと冒頭にある機能面に関する軽い説明文は一部語弊がありますが専門サイトでもないので詳しくは書きません。個人で調べて下さい。